この「踊るオーストラリア人」には１つ間違いがあるので、ストレートには解けないのです。
ロンドンのパブ・シャーロック・ホームズにも、この「踊るオーストラリア人」の写真が飾ってあるのですが、説明文がついていませんし、これを解説している本も見かけたことがありませんね。
「踊る人形」でエイブ・スレイニーがエルシーに宛てた最後のメッセージ：
 
PREPARE TO MEET THY GOD
「冥土行きを覚悟せよ」の最後の単語「GOD」を見ると・・・
GOD
逆立ちをした人が左腕を出すと「G」、右腕を出すと「D」になります。
これを考慮に入れて「踊る人形」を解くと、「LA・ESIGE」ではなく「LA・ESIDE」と なります。そこで「踊る人形」で使われてない文字「F J K Q U W X Z」を当てはめていくと 「LAKESIDE」という英語名が浮かび上がってきます。
ところでオーストラリアの南西部、カルグーリー（Kalgoolie）の南東１０キロのと ころにあるレイクウッド（Lakewood）は、１９３８年までレイクサイド(Lakeside)と呼ばれており、ここにはかつての金鉱山の跡があります。
と言うことで 答えは Lakeside(レイクサイド）です。
Prof Moriarty
さて The World of Holmes をご覧になっている皆さまの暗号解読は
いかがでしたでしょうか？右手を出して逆立ちしている方は顔を正面
ではなく後ろに向けなくてはいけなかったようです。
(管理人みっちょん）
|
