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原題 |
The Adventure of the Devil's Foot (略はDEVI) |
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初出 |
ストランド・マガジン1910年12月 |
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イラスト |
ギルバート・ホリディ(7枚） |
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邦訳・初出 |
毒草「悪魔の足」 日本一 1919年8月から9月 | ||||
地名 |
コーンウォール |
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事件内容 |
殺人・殺人未遂 |
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主な登場人物 |
ラウンドヘイ……トレダニック・ウォラス村の牧師、事件の依頼人 モーティマー・トリジェニス……ラウンドヘイの牧師館の下宿人、事件の依頼人 ジョージ・トリジェニス、オーウェン･トリジェニス…… モーティマの兄弟、原因不明の狂気に取りつかれる ブレンダ・トリジェニス…… モーティマ、ジョージ、オーウェンの妹。兄達と同じ部屋にいて死亡 レオン・スターンデイル博士…… ライオン狩りの名手･大探検家、旅の合間を何故かコーンウォールに滞在 |
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警察官 |
マーチン |
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言及されている他の事件 |
ムーアー・エイガー博士との劇的な出会い | ||||
| あらすじ |
1897年の春。日頃の不摂生のたたったホームズは、ワトスンに連れられてコーンウォール半島に保養へ出かけました。しばらく半島の歴史にロマンを馳せていたのですが、事件はホームズを離してはくれませんでした。 3月16日金曜日の朝、二人の仮住まいへ近所の牧師ラウンドヘイ氏が牧師館の下宿人トリジェニス氏を伴って駆け込んできました。モーティマー・トリジェニス氏は昨夜、兄弟たちと一緒に過ごし10時過ぎに帰宅しました。ところが次の日の朝、屋敷の居間で、妹のブレンダは苦悶の表情で死亡、兄弟であるジョージとオーウェンは発狂しているところを発見されたのです。身体の心配をするワトスンをよそに調査に乗り出すホームズですが、進展はありませんでした...仮住まいに何故かスターンデイル博士が訪ねてきた以外は。 事件は進展しないまま更に次の犠牲者を出しました。今度はモーティマー・トリジェニスが兄弟達と同じく恐怖と苦悶に満ちた死を遂げたのです。部屋の真ん中にはありふれたランプが一つ置かれていましたが、ホームズは何故かランプの上の覆いに付いた煤を半分だけ封筒に入れました。そして二日後ホームズは事件現場にあった同型のランプを購入しました。ホームズは彼らの死が怪奇な毒性を発する気体によるものだと推理し、それが正しいものか実験するというのです。二人の間におかれたランプ、そして煤よけから採取した謎の粉末･･･それが気化した時二人に恐ろしいことが..... |
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| 解説 |
毎度、善良なお医者様であるワトスンを不法侵入などの悪の道(笑)に誘い込んでいるホームズですが、今回はついに毒ガス人体実験に参加させます。ワトスンが正気に戻ってホームズを救い出してくれたから良いものの、そうじゃなかったらどうするつもりだったんでしょうか。 『コーンウォールの戦慄！！―――モーティマー・トリジェニス氏に続いてホームズ氏、ワトスン博士も怪死！悪魔の仕業か？！』なんてタイムズに...(^^;) |
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