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原題 |
The Adventure of the Dying Detective (略はDYIN) |
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初出 |
ストランド・マガジン1913年12月 |
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イラスト |
ウォルター・パジェット(4枚） |
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邦訳・初出 |
「博士臨終の奇探偵」三津木春影訳 「探偵奇譚呉田博士 第6篇」 中興館書店 1915年2月 |
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地名 |
ロンドン ロウワー・バーク13番地 カルヴァートン･スミスの自宅 |
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事件内容 |
殺人 |
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主な登場人物 |
カルヴァートン･スミス…… …… アマチュアの細菌学者 ヴィクター・サヴィジ …… カルヴァートン･スミスの甥、謎の伝染病で死亡する |
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警察官 |
モートン警部 |
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言及されている他の事件 |
ヴィクター・サヴィジ事件 | ||||
| あらすじ | ワトスンの医院にハドスン夫人が血相を変えて駆け込んで来ました。なんとホームズが病に倒れもう３日間も飲食物を受け付けないというのです。取るものもとりあえず駆けつけてみると、確かにホームズは息も絶え絶えベッドに臥せっているではありませんか！おまけに精神的混乱もおこしているようです。 ホームズによると自分の病気はスマトラの苦力（クーリー）病で、触るだけ感染するという恐ろしいものだとのことでした。 そして治療をしようとするワトスンを側に寄せ付けないばかりかヤブ医者扱いする始末です。ぐったりとしていると思えば、突然起き上がり夕方の6時まで部屋からワトスンを一歩も出さないようにドアに鍵をかけ、ワトスンが部屋の小物---小さな象牙の---を触ろうとした途端、怒鳴り散らす有様でした。 やがて6時になるとホームズは1人の人物を呼んで来て欲しいとワトスンに頼みます。その人物の名はカルヴァートン・スミス。医者ではなく素人の伝染病研究家ということでした。そしてホームズと同じ伝染病で甥を殺害した疑いがある---。 ワトスンはスミス氏にホームズを治療して欲しいと頼み込み、先に221ｂへ戻ってきました。 当然のことながら医者として診療に立ち会いたいというワトスンに対して､どういうわけかホームズは壁とベッドの隙間に居て欲しいというのです。ホームズは大丈夫なのでしょうか？！ |
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| 解説 | カルヴァートン･スミスを迎えに行く前にワトスンはワガママと意味不明の事をいうホームズの事を「偉大なる知性の主が、まるで小さな子供のようにたわごとをしゃべる姿がちらついていたが---」と心配しています。 しかし、これって普段のホームズのワガママを収縮しただけのような･･･（笑） |
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