「バスカヴィル家の犬」効果　　　　　2002年1月4日 　フランスのＡＦＰ通信社からの配信記事によるとカリフォルニア大学サンディエゴ校の調査で日系、中国系のアメリカ人で心臓に慢性的な疾患をもっている人が、４日に亡くなる確率が他の日よりも５０％も高くなることが判ったそうです。 　これは日本語、中国語の「四」が「死」と同じ音であることから忌み嫌われており、迷信が患者の健康状態をも左右していると思われるので研究者たちは迷信を信じたためにそのストレスから心臓に疾患をもつ人が亡くなる現象を『「バスカヴィル家の犬」効果』と名づけたそうです！ 　研究者のコメントでは、「コナン・ドイルは偉大な作家であっただけでなく、医者としても優れた直感力をもっていた」ということです。研究者個人の名前が判らないので研究者がシャーロキアンかどうかは不明です。ちなみに同じ調査を白人のアメリカ人で調べたところ、13日にも死亡率は変わらなかったそうです。