ホームズ学のすすめ　3 　さて、その次に私のした研究は「ワトスン博士の撞球講座」...たしかそんな題名で発表したかと...。 　前が眼鏡で、頭に「ワトスン博士」と付けたことで「目」の話、と思われていた節が一部にあったようでした。が、撞球、とはすなわち、「ビリヤード」の事だったのですね。 　あれは、ビリヤードブームが少し過ぎた辺りのことでしたか...。映画「ハスラー」なんてのもありましたが...古っ...（苦笑）私はビリヤードという物にはまっていました。 　ともかく、ビリヤード。ホームズ物語の中にも出てくるのですね〜〜。ワトスンがサーストンという人とビリヤードをしていたことから、ホームズが「株への投資はやめたんだね」と推理するくだり。 　んで、「君は彼以外とはビリヤードはやらない」と言うホームズ。ここで、私は引っかかって、調べてみよう、という気になったのです。 　だって、外国映画とかで見ていると、ビリヤードって賭の対象になってるじゃないですか。英国人って賭け事が好きだったはず...ましてや「年金の大半」を競馬につぎ込むほどの賭け事好きなワトスンがその賭の対象となるビリヤードを特定の人としかやらなかったのか？ 　ワトスンとホームズのビリヤードの腕前は？　私が楽しんだゲームは「ナイン・ボール」という物だったが、彼ら、１９世紀末の紳士の楽しんだゲームの種類は？　ビリヤードの歴史は？　詳しいルールは？ 　調べて発表して...最終的には物理の基礎まで...私は勉強したことないのに...まとめて、発表できるのって、気持ちが良いんですよ〜〜これが（笑） 　　　　　　　　　　　　　旅とホームズ　 　　　　　　 　旅とホームズと書くとやっぱり、ロンドン、と言うことになるでしょうか...。うん、ロンドン、スイスと行ったこともありますし...一度だけ...その話をしても良いのですが、それは何度も行っているベテランさんに任せた方が良いような気もするので...。 　そこで、この５月３，４日（２００５年）と行った淡路島旅行の話をしてみようかと...。 　なんだ、ホームズと全然関係ないじゃないか、と思うなかれ。どこに行ってもホームズを捜すのはシャーロキアンの性なのであります。 　弟の運転で出かけた家族旅行。何のことはない普通の旅行になるはずだったのが...いや、別に事件があったわけではないのですが...。 　まずは、休憩したサービスエリアで...。車を運転される方はおわかりだと思いますが、サービスエリアでは高速の地図がもらえますよね〜〜。実はこいつがくせ者でした（笑） 　なんと、裏表紙にホームズが...！！！（笑）三菱電機のETCの広告だったのですが、その機械を虫眼鏡で覗いている人物は頭にディアストーカー...こりゃ、間違いなく...昨年初秋にもらった物にはついていなかったので、早速ゲット！！　...同行者に取られてしまったので、帰路もう一度ゲットしなおしましたが...。 　淡路、一日目に行ったところは「淡路ファームパーク　イングランドの丘」いくらイングランドとはいえ、ファームだしな〜〜と期待はせず。馬もいたけど「シルバーブレイズ」も「ショスコムブレイズ」もおらず...。まあ、こんなもんか、とあきらめムードの自分。 　と、入り口でもらったパンフレットに...いましたっ！ホームズではなく、ワトソンがっ！（笑） 　そこのガーデンを設計したのがイギリスの造園家ヒュー・「ワトソン」氏だそうで...。何となく嬉しかったですね。 　んで、二日目。「淡路ワールドパークONOKORO」というところへ行きました。そこは遊園地。期待しないで行きましたとも。 　でも、あったんですよね〜〜。いや、ホームズでもワトスンでもないですが...だからといってモリアーティでもないですよ...。 　あったのは、バッキンガム宮殿（写真）。あの兵隊さんが行進をしてました（笑） わーい、ここにもイギリス、と喜んだのは言うまでもありません。 　そんなこんなの珍道中。ホームズに関係のない場所でまでホームズを捜してしまうシャーロキアンの旅なのでした。