ホームズ学のすすめ　4 　それでは、３番目にした研究について。 　これは少し特殊分野、なのかもしれないですね〜〜。いや、ミステリーマニア（？）にしてみれば一番ありふれた分野かも...。 　それは、犯罪について。その当時、某ディアゴスティーニ社（ちっとも"某"じゃないし...）から「週間マーダーケースブック」という本が発売されており、私はそれの愛読者でした。 　つまり、作り物犯罪だけではなく、実際の犯罪にも興味があったわけです。その雑誌を初め、殺人紳士録、的な本も漁って読み、当然１９世紀の犯罪にもぶつかるわけです。で、シャーロキアンのやることと言ったら一つ。どこでどうホームズと関連づけるか、これ以外にはあり得ませんよね〜〜（笑） 　丁度そのころ、「FBI心理分析官」なんていう本も流行っており、プロファイリングだの、シリアルキラーだのという言葉が世の中で認知されだした頃でもあったようでした。 　そんなこんなをまとめてした研究が「ホームズと異常犯罪者たち」...といった命題で話したかと...でした。その当時の犯罪者の話をし、ホームズのプロファイリングをすると、異常犯罪者の性癖に近い物があるようだ、みたいなことまで言った気がします...（汗） 　ホームズが「僕が一番惹かれた女性が、保険金目当てに子供を殺して死刑になった女だ」と言っていたのを受けてその女性に近い人物を捜し出し、エッセイ風にまとめたりもしました。 　さてさて、これで、私がした「ホームズ学」についての思い出（なんか、当初の趣旨とは違っているような...笑）はおしまい。 　でも、ホームズ学のすすめ、はまだ続きます..たぶん..（苦笑） 　　　　　　　　　　　ホームズの見つけ方　 　　　　　　 　本とか読んでいると、ホームズ、ワトスンという言葉にぶつかることが良くあります。ミステリー小説は特に注意。探偵役をホームズに例えたりなんてことはよくありますから...。 　そんな名探偵の代名詞、「ホームズ」を見つける方法を少し考えて見ましょう（って、考えるまでもないような...苦笑） 　まず、ミステリー小説。これは、まあ前にも書いたとおり、気を付けて読んでゆくのが良いでしょう。 　あと、ミステリーではなくてもホームズらしき人物が表紙に書かれていたら要注意（笑）中は関係ないことも多々ありますが...。 　題名や帯に、ホームズの名前が入っていればゲットしましょう。そう、それが「○○ホームズ」という、住宅会社のパンフレットであったとしても...（冗談ですよ〜〜。ただし、ごくまれに、その住宅を紹介するキャラがホームズ仕様をしていることもあるかもしれませんが...） 　そうですね、問題は...どこにもホームズのホの字も出てこないのにホームズが登場してしまう場合でしょうか...。 　もうそれは..においで探すっ！ 　イヤ、半分は冗談ですが、半分の半分くらいは本気でして...。そう、何の構えもなく読んでいた本に、ホームズ、と言う名前を見つけると、嬉しいのですよ〜〜。 　今後は、そんな本の中にいたホームズも紹介してみようかな、とか考えてもいます。皆さんも、そんなホームズを見つけたら、こっそり教えていただけませんか？？（笑）