老骨のロンドンおろおろある記　--記憶の断片Ｈ--

28．バークレイ・スクエア　18．ランガム・ホテル　10．ウォーレス・コレクション
32．リージェント街　34．グラスハウス街　ピカデリー・サーカス　36.クライテリオン・レストラン＆バー
凡例
１． 番号は冒頭の地図上の数字に対応している。
２． 抜粋のため番号には欠番があり、編集の都合上番号の順序も前後している。
３． ホームズ物語からの引用は光文社文庫版のホームズ全集（日暮雅通訳）による。
　　――の後は引用文の発言者。《 》内の表示はその引用が登場する事件名
28．バークレイ・スクエア
　

　この事件が起った晩、サー・ジェイムズはずっとバークリー・スクウェアのシンクレア提督のお宅におられた。　　　　 　
　――マイクロフト・ホームズ《ブルース・パーティントン型設計書》


18．ランガム・ホテル


　フォン・クラム伯爵の名で、ランガム・ホテルに泊まっている。
　――ボヘミア国王《ボヘミアの醜聞》


10．ウォーレス・コレクション
　　
　フランスの画家でホームズの祖母の兄（大伯父）エミール・オラス・ヴェルネの作品を所蔵。
　「ライオン狩り」はエミール・オラス・ヴェルネの作品のひとつ。

　祖母はフランスの画家ヴェルネの妹だった。
　　　　　　　　　――ホームズ《ギリシャ語通訳》


32．リージェント街

　そのまま二人の百ヤードうしろから、（略）リージェント街へ入っていく。　
　――ワトスン《バスカヴィル家の犬》
まさしくクォードラント（四分円）！　　　　　　　　こんなところにもユニクロが！　　　　　　　　　　　　看板に日本語が見える。


32．リージェント街(ハムリーズ）と34．グラスハウス街

　有名な私立探偵、シャーロック・ホームズ氏がけさほど暴漢に襲われ、容態が心配される。（略）襲撃者は身なりのきちんとした男たちで、
カフェ・ロイヤル店内を通り抜けて裏手にあるグラスハウス街へ逃げたらしく、目撃者はいない。
　―― 新聞記事《高名な依頼人》　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　


ピカデリー・サーカスと36.クライテリオン・レストラン＆バー

　クライテリオン・バーに立っていたわたしの肩を、うしろからぽんとたたく者があった。
　―― ワトスン《緋色の研究》