老骨のロンドンおろおろある記　--記憶の断片Ｊ--

68．ウェストミンスター大聖堂　70．現ニュー・スコットランド・ヤード 69.ヴィクトリア街　71．ロチェスター通り　
72.ヴォクソール橋通り　74.ヴォクソール橋　 62.ランベス橋とランベスの船着場 　84．ロンドン・アイ　　
凡例
１． 番号は冒頭の地図上の数字に対応している。
２． 抜粋のため番号には欠番があり、編集の都合上番号の順序も前後している。
３． ホームズ物語からの引用は光文社文庫版のホームズ全集（日暮雅通訳）による。
　　――の後は引用文の発言者。《 》内の表示はその引用が登場する事件名


68．ウェストミンスター大聖堂　70．現ニュー・スコットランド・ヤード 69.ヴィクトリア街

　ぼくは、独立して仕事を始めようと思いたち、ヴィクトリア街に事務所をかまえました。
　―― ヴィクター・ハザリ《技師の親指》


71．ロチェスター通り　72.ヴォクソール橋通り　74.ヴォクソール橋　

　ロチェスター・ロウ。（略）ヴォクソール橋通りに出た。川を越えたサリー州側に向かっているらしいな。ほら、やっぱり。いま橋の上だ。
　―― ホームズ《四つの署名》


62.ランベス橋とランベスの船着場

　モースタンさんを送り届けたら、ランベス の川岸に近い、ピンチンレイン三番地へ回ってくれないか。
　――ホームズ《四つの署名》　　
　　　　　　

　ブロード街のはずれで右側の川辺に出ると、小さな木の船着場があった。
　―― ワトスン《四つの署名》
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84．ロンドン・アイ（地上135mの観覧車）

　もし、ぼくらがあの窓から手をつないで抜け出し、この大都市の空を飛び回って、家々の屋根をそっとはがしてのぞけるとしたら、どうだろう。その下でいろいろと起きている（略）一連の驚くべき事件といったものが何世代ものあいだに進行していって、このうえもなく奇異な結果を生み出すのを観れば、月並みな筋の見えすいた結果の小説なんか、まったく陳腐な、つまらんものに思えるだろうね。―― ホームズ《花婿の正体》


　ホテルをチェックアウトして、パディントン駅から「ヒースロー・エクスプレス」で空港へ。
　2011年10月23日19：35ヒースロー空港発NH202便に搭乗。