クロウバラのドイル像の災難
レポート・撮影　　　いぷ
２００１年７月１９日（木）

天気：曇りのち晴れ、ときどき雨　最高気温２０度

イギリス旅行の一環としてクロウバラにドイル像を見に行って来ました。
連れは非シャーロッキアンのＱ。

＜クロウバラに行く＞

除幕式に出席なさったS.SHさんに「クロウバラの駅にはタクシーがない」と聞いていたため、ちょっと遠いですが大きめの駅のタンブリッジ・ウェルズ（Tunbridge Wells）駅を使用する事にしました。ロンドンはチャリング・クロス（Charing Cross）駅を１０時３５分発のヘイスティングス（Hastings）行きに乗車。普通に行けば１１時２６分にタンブリッジ・ウェルズ着ですが、さすがイギリスの鉄道、ちゃんと１０分あまり遅れました。着いたタンブリッジ・ウェルズ駅にはタクシーの列がありました。でもタクシーの運転手はドイル像のことを知らず、S.SHさんからいただいた地図を見せて連れて行ってもらいました。クロウバラへの所要時間は１５分から２０分くらい、タクシーの料金は１４ポンド強（チップは別です）でした。
＜コナン・ドイル像＞
さて、ドイル像は・・ありました！車通りの多い十字路のわきに写真で見たのと同じ姿が！
始めて見たコナン・ドイル像の感想は「思ったより小さい」ベイカー街のでかいホームズ像を見なれてしまったせいでしょうか・・。
 「わーい！」とかけよって、一番最初にしたことは・・「もぎとられた」という帽子の有無の確認！「ない！本当にない！」よーく見ると「ペンキをかけられた」という受難を物語る黄色い跡も頭のところどころに。
・・結構冷たい扱いを受けているようです。


帽子をもぎとられて、、、、
そのまま→
S.SHさん撮影の除幕式当日の写真→

前後左右から像の写真を撮り、一応目的は達成いたしました。
＜クロウバラの街とバス＞
クロウバラはこれといって特徴のない、田舎の街でした。車通りはけっこう多くて、ドイル像のあった十字路クロウバラ・クロス（Crowborough Cross）が一番栄えている場所のようです。
クロウバラ・クロスを中心にあちこち歩き回ってみましたが、十字路にあるパブの黒板にホームズのシルエットが使用されいるのみで、他にホームズ系のものは発見できませんでした。
本屋で数枚の絵葉書を購入して、タクシーでタンブリッジ・ウェルズ駅に帰ろうと道を歩いていたところ・・
「このへんバス停が多いね。タンブリッジ・ウェルズ行きのバスがあったりして・・」
「・・・・あった」
友人Ｑは発見しました。タンブリッジ・ウェルズ駅行きのバスを。
しかも２０分〜３０分に１本くらいはでていそうです。
さらに料金はなんと２．１ポンド。
喜んでそれに乗って帰って来ました。乗ったバス停は確か「Crowborough Cross」という名前だったと思います。


＜その他の観光案内＞

１日をクロウバラ周辺で過したい方は近くにトンブリッジ城（Tonbridge Castle）、ヒーヴァー城（Hever Castle）、くまのプ−さんの舞台アッシュダウンの森（Ashdown Forest）などもあります。（車じゃないと行けませんが）
私達はタンブリッジ・ウェルズ駅からヘイスティングスへ鉄道で行き、（所要時間約４０分）ヘイスティングス城を見て、海岸を散策して来ました。
＜感想＞

ドイル像には思ったより簡単に行けましたが、クロウバラは観光地ではないのでお土産物が全くないのがちょっと残念でした。ドイルクッキーとかドイルキーホルダーとか、なにかあると記念になっていいのですが・・。