|
|||||
原題 |
The Adventure of the Speckled Band (略はSPEC) |
||||
初出 |
ストランド・マガジン 1892年2月 |
||||
イラスト |
シドニー・パジェット(9枚） |
||||
邦訳・初出 |
「毒蛇の秘密」 南陽外史訳 中央新聞 1899年明治32年7月12日から22日(不思議の探偵） |
||||
地名 |
サリー州 レザー・ヘッド |
||||
事件内容 |
殺人 |
||||
主な登場人物 |
ヘレン・ストーナー………依頼人 グリムズビー・ロイロット………ストーク・モラン屋敷の主、依頼人の義父 ジュリア・ストーナー………依頼人の姉、2年前謎の死を遂げる |
||||
警察官 |
なし | ||||
言及されている他の事件 |
ファリントッシュ夫人のオパールの髪飾り事件(語られざる事件） |
||||
| あらすじ | 1883年4月のはじめの朝。221bに一人の女性が訪れます。彼女の名はヘレン・ストーナー。現在義父で医者のロイロット博士と二人暮しです。ジュリアという双子の姉もいたのですが、2年前結婚直前の深夜に謎の死を遂げてしまいます。「まだらの紐」という言葉を残して…。そして彼女もこの春に結婚が決まったのですが、2日前から彼女の寝室が屋敷の修繕のために使えなくなり、姉の使っていた寝室を使うことになったのですが真夜中に低い口笛で目が覚めます。それは姉の死の直前に聞いたのと同じものだったのです。恐ろしくなった彼女は居ても立っても居られなくなりホームズに助けを求めに来たのでした。 彼女の話に関心を持ったホームズは午後に屋敷におもむくと約束し、ストーナー嬢も安心して帰って行きました。ところが間もなくして、彼女の後をつけてきたロイロット博士が221bを訪れ、２人に家のことは口出し無用と警告して去っていきました。 ホームズとワトスンは早速屋敷を訪れ彼女の姉の寝室を調べます。すると不振な点が3箇所見つかりました。鳴らない呼び鈴、固定されたベッド、そして隣のロイロット博士の寝室とつながる通気孔…。 ストーナー嬢に危険が迫っている事を察知したホームズはワトスンと共に寝室で夜を明かすことにしました。その夜ホームズたちが見た恐ろしいものとは？! |
||||
| 解説 | 冒頭でまたもやワトスンはホームズにたたき起こされています。いくらハドスンさんに起こされたといえ事件の時だけ早起きになるホームズ…遠足の日に早起きしてしまう小学生かい(笑) あとホームズは医者であるワトスンの前でこんな事をいっています「医者が悪事に手をそめると、これ以上のおそろしい犯罪者はいない」ってその友達を“悪事”（不法侵入等）に引きずり込んでいる人が何を一体…（笑） |
||||
|
|||||
