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原題 |
The Adventure of the Resident Patient (略はRESI) |
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初出 |
ストランド・マガジン 1893年8月 |
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イラスト |
シドニー・パジェット(7枚） |
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邦訳・初出 |
妙な患者 天馬桃太(本間久四郎）訳 『神通力』 祐文社 1907年(明治40年)12月 |
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地名 |
ロンドン ブルック街403番地 パーシー・トレヴェリアン医師の住居及び医院の所在地 |
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事件内容 |
殺人 |
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主な登場人物 |
パーシー･トレヴェリアン………ブルック街403番地の開業医 ブレシットン ……… トレヴェリアンの出資者、依頼人 ビドル、ヘイワード、モファット、サットン、カートライト……… 1875年ワージンドン銀行を襲った強盗犯。カートライトは死刑 |
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警察官 |
ラナー警部 |
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言及されている他の事件 |
なし |
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| その他 | シャーロッキアンによる「入院患者」のテキストの相違について |
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| あらすじ | ある年の10月。ホームズとワトスンが散歩から帰ってくると、221bの前に一台の医者の馬車がとまっていました。その医者の名前はトレヴェリアン。開業資金の出資者で医院の2階に住んでいるブレシントン氏のかわりにホームズに依頼に来たのです。 事の起こりは数週間前。近所に強盗が入ったとプレシントン氏はひどく動揺していました。しかし結局何事もなく日々が過ぎてゆき、落ち着きを取り戻してきた矢先に起きた奇妙な出来事のため―――父親が強硬症患者だという謎のロシア貴族の親子、息子のほうがいかなる理由からかプレシントン氏の部屋へ侵入したらしかった―――ついに寝込んでしまい、トレヴェリアン先生にホームズを呼んで来て欲しいと頼んだのです。早速駆けつけてみたものの、何故かホームズは助けを求めるプレシントン氏を「私をだますつもりなら、残念ながらお力にはなれませんね」と突き放してしまいます。そして事件は翌日思わぬ展開を見せることに･･･ トレヴェリアン先生にもホームズにも言えなかったプレシントン氏の過去とは一体･･･ |
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| 解説 | 「５つのオレンジの種」と同じく依頼者は死亡。ホームズの失敗した事件の一つに入るでしょう。しかしホームズにその自覚はまったくありません。故人の過去を暴き、自業自得だからしょうがないね〜で終わり… ひどいホームズ、かわいそうなサットン(笑) それに引き換えラッキーだったのはトレヴェリアン先生ですね。これからは儲けのすべては自分のもの！ 本当はワトスンの推理どおりにこの人が犯人じゃないのかしら…(笑) |
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