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スープ系
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ソース系 |
1747年初版
グーグルでの参考本は1774年刊本
質素な簡単料理術
The Art of Cookery Made Plain and Easy
ハンナ・グルーシー著
英国でカレー料理が初めて載った料理本
OEDに1747年のThe Art of Cookery Made Plain and Easyに curreyが載っていると記載あり。
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記載なし |
To make a currey the Indian way(currey は原著の記述）
(インド風カレーの作り方）
材料
小さめのチキン二羽
大きめの玉ねぎ3個
水1クォート(1.57リットル）
バター2オンス
ターメリック(原著Turmerick）1オンス(28.35グラム）
ジンジャー 大さじ1
挽き胡椒 大さじ1
塩少々
二個のレモン汁
0.25パイント(142.5cc)のクリーム
カレーのレシピのあとにボイルライス(煮沸した米）のレシピあり
(一応、ソース系に分類したが水分の量をみると下記のソース系より水分の多いカレーのように思われる）
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初版1769年
グーグルでの参考本は初版
イングランドの熟練主婦
The Experienced English Housekeeper
エリザベス・ラフォード著
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記載なし |
ターメリック(原著Turmerick）使用レシピはインド風ピクルスだけ。 |
1774年ヘースティングスが初代ベンガル総督になる
1783年ヘースティングス帰国(英国にカレー料理を伝えたとされている）
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1783年初版
グーグルでの参考本は1786年刊本
ロンドンの料理術
The London art of Cookery
ジョン・ファーレー著 |
記載なし |
Turmeric(ターメリック）使用レシピはピクルスとMilk Water だけ。
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1788年初版
グーグルでの参考本は初版
イングランドの料理術
The English Art of Cookery
リチャード・ブリッグズ
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記載なし |
Currey of Chickens(currey は原著の記述）
材料：
チキン2羽
玉ねぎ大3個(みじんぎり）
カレーパウダー１瓶(原著a bottle currey powder）
(時々カレーパウダーが辛くない時があるので） 赤唐辛子の粉末(Cayan pepper;カイエンペッパー)を少々
レモン汁
つけ合わせにボイルライス(1ポンドのライスを2クォーターの水で茹でる）と固ゆで卵
ターメリックはMilk Waterなどにも使用。 |
1791年初版
グーグルでの参考本は初版と1820年版
料理の方法
The practice of cookery
ミセス・フレーザー
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To make a currey the Indian way(currey は原著の記述）
材料：チキン2羽、玉ねぎクリーム、レモン
1791年版で使用している香辛料は
a small table spoonful currey,
1820年版で使用している香辛料は
a small table-spoonful curry powder,
(レシピの中でcurreyとcurryが混在している）
カレーのためのボイルライスのレシピあり |
OEDによると1810年カレーパウダーが文献に登場と記されているが、1788年発行の「イングランドの料理術」にカレーパウダーの記載あり。
C＆Bのカレーパウダーは18世紀末から19世紀初めに登場した可能性が大である。
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1817年初版
グーグルでの参考本は初版の1817年版と1825年版、それと1830年版の復刻版が参考図書
コックの託宣
The Cook's Oracle
ウィリアム・キッチナー博士著
著者のキッチナー博士は1817版で2種類のカレーパウダーレシピを紹介していますが全部友人から教わったもので自分では試した事がないそうです。当時ニューボンド街81番地にとても良いカレーパウダーが売られている、と紹介しています。
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1817年版記述
Malaga Tawney Soup
材料・作り方：水2クオーター(2.25リットル）、鶏肉(fowl or chicken)、大きめの白玉ねぎ1個、カイエンペッパー、生姜大さじ2、ターメリック大さじ1、黒胡椒大さじ半分、(大さじはテーブルスプーン）、30分茹でたあとに炒めた玉ねぎと塩を入れてお皿に盛る。
1825年と1830年版の記述
Curry, or Mullaga-Tawny Soup
(カレー又はマリガ・トーニ・スープ）
材料：2インチほどに切った子牛の胸肉4ポンド、玉ねぎ4個、水2クォーター、カレーパウダー(自家製）をスプーン2、黒胡椒12粒とオールスパイス(又はナツメグと生姜）、小麦粉スプーン2、塩をティースプーン1
補記に
「《Mullaga-tawny(マリガ・トーニ）とは、pepper-water(胡椒スープ）のことである》。つい最近、さほど経験もなくあちらこちらをさまよっている美食家が、この目を引く言葉がイギリスのコーヒーハウスの窓に張り出されているのを目にして思わず歩みを止めた」 (平山 雄一訳）と記されていますので当時かなり珍しい料理だった事が判ります。
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1817年版記述
Curriesの記載なし
カレーパウダーレシピ1817年版２種類あり
1825年と1830年版の記述
Curries
材料：鶏肉かウサギ肉、中くらいの玉ねぎ2個、バター2オンス、カレーパウダー(自家製）をテーブルスプーン２、半ポイントのスープ、小麦粉と塩をティースプーン各１、牛乳かクリームをテーブルスプーン2、つけ合わせはライス。
カレーパウダーレシピ1825年版
コリアンダーシード 3オンス
ターメリック 3オンス
黒胡椒・マスタード・生姜 各1オンス
オールスパイスとカルダモン 各半オンス
クミンシード 1/4オンス
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(1820年代に流行していた習慣）大ディナーのメニュの最初に置かれる皿はマリガトーニ・スープとタートル・スープ
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1845年初版
グーグルでの参考本は初版の1845年版
個人の家庭のための現代料理術
Modern cookery, for private families
エリザ・アクトン著
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Mullagatawny soups(マリガトーニ・スープ）
Good Vegetable Mullagatawny
Currie powder(カレーパウダー）を使用
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Mr.Arnott's Currie
材料：キャベツ、リンゴ、レモンジュース、玉ねぎ６個、小麦粉テーブルスプーン２、１パイントの濃い出汁とアーノット氏風カレーパウダー
A Bengal Currie ターメリック他のスパイスを使用
A Dry Currie カレーパウダー使用
A Common Indian Currie カレーパウダー使用
Selim's Curries (Captain White's.)
材料：鶏肉、子牛、マトン、ウサギ肉など、カレーペースト使用
Curried Maccaront カレーパウダー使用
Curried Eggs カレーパウダー使用
Curried Sweetbreads
材料：子牛などのすい臓、カレーパウダー使用
Curried oysters カレーパウダー使用
Curried Gravy カレーパウダー使用
The Boil Rice for Mullagatawny soups, or for Curries
マリガトーニ・スープ又はカレーのためのボイルライス
アーノット氏風カレー・パウダー
Mr.Arnott's Currie powder
ターメリック 8オンス
コリアンダーシード 4オンス
クミンシード 2オンス
コロハシード 2オンス
粉末唐辛子 半オンス
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1847年
初版は1807年
グーグルでの参考本の1814年版と1817年版にはcurry sauceの記述があるだけ、
Mullagatawny Soup とcurryについての記述が載っているのは1847年版
家庭料理術新体系
A new System Of domestic
エリザベス・ランデル著
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Mullagatawny Soup (マリガトーニ・スープ）
材料：
細かく切った子牛の胸肉 2.5ポンド
ベーコン 少々
玉ねぎ 6個
炒め油としてドレッピング又はバター
カレーパウダーをデザートスプーン２
小麦粉少し
塩と唐辛子(Cayenne)はお好みの量
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Curryついての説明
King of Oude's Curry
材料：肉、玉ねぎ、レモンジュース、カレー・パウダー使用
Dopeeaza Curry
材料：鶏肉、玉ねぎ、スパイス使用、ターメッリク記載なし
Bengal Curry
材料：肉、玉ねぎ、ヤシの実、赤胡椒、ターメリックなどのスパイス使用
Malay Curry
材料：チキン、玉ねぎ、ヤシの実、ターメリックなどのスパイス使用
An Excellent Indian Curry
材料:肉、玉ねぎ(よく炒める）、レモンジュース、つけ合わせはボイルライス、カレーパウダー使用
Curried Oysters--An Indian Dish カレーパウダー使用
カレーパウダーのレシピ4種類あり
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1860年初版
参考図書は1861年版の復刻版
ソワイエの1シリング料理術
Soyers Shilling Cookery Book for the People
アレックス・ソワイエ著
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Simplified Mulligataway(簡単なマリガトーニ）
材料：子牛のレッグ、玉ねぎ、ベーコン又はハム、テーブルスプーン4の小麦粉、カレーパウダーをテーブルスプーン2.5、ブラウンシュガー等、水5パイント
ボイルドライスはマルガトーニと盛り合わせる又は別の皿にいれる
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Curry Fish
材料：タラ、リンゴ、玉ねぎ、つけ合わせにボイルドライス
Curry Rabbits
材料：ウサギ肉、つけ合わせボイルドライス又はジャガイモ
Curry Tripe
材料：牛の胃、玉ねぎ(別項レシピのTripeシチューに酢で溶いたカレーパウダーを入れる）
Curry Meat
材料：肉類、玉ねぎ、調理用リンゴ、つけ合わせにボイルドライス
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1861年初版
参考図書は1861年版の復刻版
ビートン夫人の家政読本
Mrs. Beeton's Book of Household Management
イザベラ・ビートン著
キッチナー博士のカレーパウダーレシピを参考にしたレシピが載っているが自家製ではなく市販のカレーパウダーの使用を勧めています。
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Mullagataway Soup(マリガトーニ・スープ)
材料：鶏又はウサギ、玉ねぎ、ベーコン、アーモンド、ニンニク、lemon-pickle又はマンゴージュース、
スープ約2.2リットル
つけ合わせはボイルライス
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An Indian Dish of Fowl
Curried Beef(Cold Meat Cookery)
Curried Fowl or chicken (Cold Meat Cookery)
Curried Cod
Lobster Curry
Curried Salmon
Curried Mutton (Cold Meat Cookery)
材料：調理して残ったマトン、玉ねぎ2個、バター0.25ポンド(約113g）、カレーパウダーと小麦粉を各デザートスプーン１、塩、出汁0.25パイント(約142cc)、つけ合わせはボイルライス、調理時間30分
Curried Rabbit
Curry of Veal(Cold Meat Cookery)
Boiled Rice For Curries
米を洗って水につける。この米を塩少々入れた熱湯で15分から25分茹でて、皿の周りに盛りつける。
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1861年初版
参考図書は1861年版の復刻版
労働者階級のための簡単料理術
A Plain Cookery Book for the Working Classes
チャールズ・フランカテッリ著
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記載なし |
Fish Curry
作り方：薄切り玉ねぎをバターで色をつけないように炒める、次に薄切り青リンゴを入れて溶けるくらいまで煮る。ここに魚を入れてカレーパウダーをかけてオーブンなどで30分加熱する。つけ合わせはボイルドライスが良い。
Curried Rice
作り方：薄切りにした玉ねぎをバターで茶色になるまで炒め、ここにボイルしたライスを入れ、スプーン1のカレーパウダーと少々の塩で味付けをする。茹でた魚又はフライした魚がCurried Riceに合う。
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| 1875年初版
参考文献は1880年版のオリジナル
カッセルの料理辞典
Cassell's Dictionary of Cookery
編者は不詳
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Mullagataway Soup(マリガトーニ・スープ)
Indian Mullagataway Soup
Calf's Head Mullagataway Soup
Fowl Mullagataway Soup
Household Mullagataway Soup
Rabbit Mullagataway Soup
Mullagataway Vegetable
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Curried Beef
Curried chicken
Curried chicken (別の作り方）
Calcutta Curry
Curry Gravy
Kebobbed Curry
Curried Cod
Curried Cod(別の作り方）
Madras Curry
Malay Curry
Curry of Vegetables
Curry Pimento
Fowl Curried
Fowl Curried (フランス風）
Indian Dish of Fowl (カレーパウダーではなく多種のスパイスを使う）
Curried Slices of Halibut
Indian Curry
Simple Indian Curry
Curried Oysters
Indian Curried Oysters
Lobster Curry
Malabar Curry
Good Curried Mutton
材料：2ポンドのマトン、玉ねぎ4個、調理時間2時間
Plain Curried Mutton
材料：カレーの為に調理したマトン、玉ねぎ2個、つけ合わせはボイルドライス
Curry of Pigeons
Curried Pork
Prawn Curry
Prawn Curry(別の作り方）
Malay Curry of Prawns
Curried Rabbit
Rabbit with Curry
Indian Remoulade(カレーパウダー入りソース）
Rice and Indian Curry
Curried Rice
Rice for Curried oyster and Similar Dishes
Curried Salmon
Curried Sole
Curried Mutton (Australian Tinned Meats)
Dry Curried Mutton (Australian Tinned Meats)
Madras Curry (Australian Tinned Meats)
Curried Tripe
Curried Turbot
Forcemeat Balls for Veal Curry
Veal Curry Made with Cold Dressed Veal
Veal Curry Made with Fresh Meat
Curried Tendons of Veal
Vegetable Curry
To Boil Rice for Curry
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| 1892年12月《名馬シルヴァー・ブレイズ》号事件発表 |
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1909年
参考文献はオリジナル版
ビートン夫人の毎日の料理術
Mrs. Beeton's Every-day Cookery Cook Book New Edition |
Mulligataway Soup(マリガトーニ・スープ)
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Curried Beef
Curried Chicken
Curried Cod
Chitchkee Curry
Curried Fish
Fish Curry (Indian Recipe)
Curry of Fowl (Indian Recipe)
Curried Fowl
Indian of Fowl
Curried Mutton
材料：調理したマトンを1ポンド、カレーソース半ポイント、つけ合わせにボイルライス
Curried Mutton(Indian Recipe)
Curry of Prawns
Quoorma Curry(Indian Recipe)
Lobster Curry
Curried Salmon
Curried Rabbit
Curry of Veal
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