Rodney Stone 1
            ロドニー・ストーン 1
 (ストランド誌1896年1月号掲載)
                 
              コナン・ドイル著       
                  
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(画像をクリックすると大きな画像が出ます。挿絵のキャプションとあらすじは「改造社 ドイル全集第四巻 ロドニー・ストーン 大木惇夫訳を参考にさせていただいています)

(あらすじ@ネタバレ含む アマデウソ) 

第1章 フライアズ・オーク(Friar's Oak)挿絵1〜4 

第2章 クリフ・ロイヤルの妖怪(The walker of Cliffe Royal)挿絵5〜7

Rodney Stone原文サイト
http://www.classicreader.com/booktoc.php/sid.1/bookid.1565/

(主な登場人物)
ロドニー・ストーン    語り手・海軍々人の子
少年(ボーイ)ジム     ロドニー・ストーンの幼友達、ボクサー、本編の主人公
チャンピオン ハリスン  少年ボーイの叔父 フライアズ・オーク村の鍛冶屋でボクサー

チャールズ・トリージリス卿  ロドニー・ストーンの伯父、社交界の花形、資産家 
エイボン卿          トリージリス卿の友人。弟のバーリントン大尉の殺害容疑者、
               現在行方不明
バーリントン大尉       エイボン卿の弟、クリフ・ロイヤルにて死体で発見された
ロシアン・ヒューム卿     悪名高い。エイボン卿の後継者、エイボン卿の死亡確認後に財産を相続できる
(以上の四人が14年前クリフ・ロイヤルでトランプをした後、バーリントン大尉の死体が発見された)

関連年表(アマデウソ作 この色で記されている事項は物語の中の出来事です)

1762年 ジョージ4世(物語の中では皇太子)が生まれる
1778年 ボー(伊達者・洒落者の意)ブランメルことジョージ・ブランメルが生まれる
1784年 ジム・ハリスン(少年ジム)生まれる
1785年 エイボン卿の所有するクリフ・ロイヤル邸で彼の弟バーリントン大佐が謎の死を遂げる
1786年 ポーツマスでロドニー・ストーン生まれる。(父・アンソン、母・メアリー)
1789年 7月14日バスティーユ監獄襲撃、フランス革命勃発
1792年 フランス王制廃止 
1793年 英国首相ピット、第一回対仏大同盟を結成
1795年 ナポレオン、ヴァンデミエールの王党派暴動を鎮圧
1796年 ナポレオン、イタリア遠征を開始。オーストリアを破る
     これにより第一回対仏大同盟は崩壊
1797年  ストーン母子、サセックスのフライアズ・オーク村へ引っ越す(11歳)
     このころ父のアンソンは地中海で活躍。
1798年 ナポレオンは英国とインドの連絡を絶つためにエジプト遠征を
     おこなう。しかしネルソン指揮下の英国海軍にアブキール湾で
     破れ苦境にたつ

1799年 8月 ロドニー(13歳)とジム(15歳)はクリフ・ロイヤルの屋敷に探検にいく
     英国首相ピット、第二回対仏大同盟を結成する

1802年 英国の政変(ピット内閣の崩壊)により同年3月、英国―仏国の間に
    
アミアン条約が締結され、ロドニーの父帰還

1803年 4月中頃  ロドニーは母の兄、トリージリス卿にロンドンへ呼び寄せられる(17歳)

 
同年  5月13日  ネルソン、地中海艦隊の司令官に就任

 
          ロドニーと父のアンソンはネルソン宅を訪問     

     5月18日  母の兄、チャールズ・トリージリス卿ボクシングの試合を主催

 
同年  5月20日  英国、アミアン条約を破棄、ドーヴァ―に海軍を終結させる。

1805年  10月21日 トラファルガーの海戦で英国勝利、
           ネルソン提督そして
ロドニーの父戦死
           
ロドニーも戦いに参加

1810年 ジョージ3世が精神に異常をきたし(ポルフィリン症候群)皇太子ジョージが摂政を
     つとめる事になる(摂政時代といわれるもので1820年まで続く)

1815年 6月16日ナポレオンはワーテルローの戦いにて英国のウェリントン将軍に敗れ、英国領
         セント・ヘレナ島へ流刑に処される。(1821年5月5日死去・享年51歳)

1851年 1月、ロドニーかつての懐かしい日々を綴る・・・(65歳)